MCPサーバー
PERT、モンテカルロ、TCO、EVMといった定番のPMO意思決定ツールをClaudeから呼び出せます。インストールはコマンド一つ:uvx pmorun-mcp。
MCPサーバーとは
pmorun-mcpは、pmo.runの意思決定ロジック(PERT、モンテカルロ、TCO、EVM)をModel Context Protocol経由でLLMから呼び出せるツールとして公開するサーバーです。AirtableやGitHub、スプレッドシートといったデータソースと一緒にClaudeへ接続すれば、Claudeが実際のプロジェクト記録を取得し、計算を実行し、結果を解説してくれます。暗算で済ませるのではなく。
計算の中身はロジックAPIを支えているMITライセンスのコアと同一です。情報源は一つ、検証モデルも共通です。
四つのツール
ツール名は頭字語ではなく、答えるべき意思決定の問いに沿って付けています。Claudeが目的でツールを選べるようにするためです。
| ツール | 意思決定の問い |
|---|---|
estimate_task_duration | 三点見積もりと既知の摩擦要因を踏まえると、このタスクはどれくらいかかるか? |
identify_schedule_risk | このタスクネットワーク全体では、どれくらいかかりそうか? リスクを左右するタスクはどれか? |
compare_investment_options | 候補のベンダーやプラットフォームのうち、実質的な生涯コストで最も安いのはどれか? |
evaluate_project_health | PV / EV / AC / BACから見て、プロジェクトは順調か、要注意か、危険域か? |
インストール
最短の方法は、恒久的なインストールなしでサーバーを動かすことです。uvxがPyPI上のpmorun-mcpを使い捨て環境に取得します:
uvx pmorun-mcp # 最新リリース
uvx pmorun-mcp@0.1.1 # このリリースに固定(推奨)
@0.1.1で固定すると、不変のPyPI成果物から再現性のあるインストールになります。固定を外せば常に最新を追従します。
恒久的に入れたい場合は、uv pip install "pmorun-mcp==0.1.1"(または通常のpip install "pmorun-mcp==0.1.1")でpmorun-mcpコマンドが使えるようになります。
Claudeへの接続
Claude Codeなら一行です:
claude mcp add pmo-logic -- uvx pmorun-mcp@0.1.1 # @0.1.1 を外せば最新を追従
Claude Desktopの場合は、claude_desktop_config.jsonに以下を追加します:
{
"mcpServers": {
"pmo-logic": {
"command": "uvx",
"args": ["pmorun-mcp@0.1.1"]
}
}
}
再起動すると、pmo-logicサーバーの下に四つのツールが現れます。
実際の問いを投げる
接続が済めば、JSONを書く代わりに質問を投げるだけです。まずは単一のタスクから:
「データ移行は、うまくいけば2日、普通なら5日、レガシースキーマが牙を剥けば14日。何日で計画すべきか」
Claudeがestimate_task_durationを呼び出し、三点見積もりに対してPERTの計算を実行し、期待値6.0日(標準偏差2.0)と答えます。勘ではなく、根拠を示せる一つの数字です。
次に、計画全体へ広げます:
「移行タスク全体の三点見積もりと依存関係はこの通り。85%の確度でコミットできる完了日はいつか。先にリスクを潰すべきタスクはどれか」
Claudeがidentify_schedule_riskを呼び出し、タスクネットワークに対してシード固定のモンテカルロシミュレーションを実行し、P85の完了日とタスクごとのクリティカルパス頻度で答えます。そのままステアリング会議に持ち込める数字です。
これが実務での型です。単一タスクにはPERT、タスクの繋がり全体にはモンテカルロ。
マーケットプレイス掲載は後日
MCPマーケットプレイスへの掲載をロードマップに載せています。実現すればワンクリックで導入できるようになります。それまではPyPIが正規の入手経路です。必要なのはuvx pmorun-mcpだけです。
さらに詳しく
GitHub上のサーバーREADMEに、各ツールの実例、構造化エラーの仕様、アーキテクチャ、ソースからの実行方法をまとめています。パッケージはlogicリポジトリの他の部分と同じくMITライセンスです。